『燈火節』 片山廣子 / 松村みね子 随筆・小説集
11月に発行されるとのニュースを東雅夫さんの幻妖ブックブログで知って、今から楽しみでたまりません。
私が松村みね子の名前を知ったのは十数年前に復刊されたW・B・イエイツの『鷹の井戸』(角川文庫 刊)の翻訳でした。
これを読んで美しい訳文にすっかり惚れこんでしまい、沖積舎から出ていたフィオナ・マクラオドの『かなしき女王』も買い求めました。巻末の井村君江先生の解説で『燈火節』への言及があり、ずっと読んでみたい憧れの本として心に留めておいたのですが、まさか新刊書店で入手できる日が来るとは思いもしませんでした。本当に嬉しい驚きです。
随筆『燈火節』の4分の1はアイルランド文学に関してのものだそうで、ケルト文学の翻訳者としての視点から描かれる文章が楽しみなのは勿論ですが、美しい文章で綴られる随筆もそれ以上に楽しみでたまりません。本文は嬉しい事に旧仮名遣いだそうですし!
お値段は少々高めなようですが、収録内容を考えればかなりのお買い得だと思われます。
装釘の情報はまだ出ていないようですが、きっと素晴らしく美しい本になるのではないかと期待でいっぱいです。


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