英国 魔女と妖精をめぐる旅(新美 康明・井村 君江)
『英国 魔女と妖精をめぐる旅』
新美 康明 著、井村 君江 監修、光文社 知恵の森文庫 刊
普通のガイドブックにはあまり載っていないような土地が多く紹介されている英国案内です。
コーンウォールやマン島、イングランドの南西部などが言及されているのは英国の田舎(辺鄙な場所と云った方が近いかな)を愛する向きにはこたえられないのではないでしょうか。英国好きなら勿論、英国産のファンタジーがお好きな方なら存分に楽しめるのではないかと思います。
1章は本文中で扱う魔女・妖精・幽霊などに関する解説、2章は旅程指南、3章が旅行記と云った感じで、まとまりが良くて楽しい読み物になっています。文章が簡潔で読み易く、図版が充実しているのも嬉しい!
巻末の年表とインフォメーションもなかなか便利で文庫にしておくのは勿体無いかも。
私はこの本を読んでマン島に行ってみたくなりました。妖精の城と云われるラッシェン城、先史時代の墓跡のミュル・サークル、黒い妖犬が現れる伝説のあるピール城、怪物バゲインが屋根を壊した聖トリニアン教会、マン島西部を支配していたと云うオーリ王の墓などなど、大きな島でもないのにこんなに面白そうな場所がたくさんあるなんて!とわくわくしてしまいましたよ~。
ガイドブックとして楽しむも良し、綺麗な写真と旅の記録を楽しむも良し。旅心を大いにかきたてられた1冊でした。
ああ、英国行きたいなぁ!



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