2004年ベスト本
今年読んだ本で面白かった作品です。順不同。
<国内>
『家守綺譚』(梨木香歩)
淡々と美しい物語。語り口の小気味良さも大好き。季節の折々に読み返したくなりますね。
『象られた力』(飛浩隆)
凄まじいまでのイメージの奔流に酔わされました。
(→感想)
『流血女神伝』(須賀しのぶ)
今年下半期で最もはまり込んで読んでおりました。波瀾万丈がお好きな方には大プッシュ。
(→感想 『帝国の娘』・『砂の覇王』・『女神の花嫁』・『暗き神の鎖』・『天気晴朗なれど波高し。』1 2)
<海外>
『奇術師』(クリストファー・プリースト)
SF、ホラー、ミステリ、時代物の面白さをごった煮にしたような読後感でした。読者の予想を裏切る、良い意味で卑怯な作品かと。
『犬は勘定に入れません』(コニー・ウィリス)
錯綜した状況がつかめないまま読み進めていくうち、気がつけば作者の術中にはまってしまった作品。SFとミステリの良い部分がブレンドされていて、どちらのジャンルのファンにもアピールする魅力があるのではないかと思います。
『夢見る人の物語』(ロード・ダンセイニ)
『世界の涯の物語』(→感想)も凄く良いのですが、個人的な趣味でこちらを。
(→感想)
<番外>
『文学賞メッタ斬り!』(大森望・豊崎由美)
今年一番笑わせて戴いた本です。ブックガイドとしても為になりました。
(→感想)
『燈火節』(片山廣子・松村みね子)
自分にとって至宝の本です(勿体無くてまだ読了しておりませんが)。
<漫画>
『蟲師』(漆原友紀)
絵になりにくいものを巧みに描写する著者の力量に舌を巻きました。
『Under the Rose』(船戸明里)
登場人物のそれぞれが魅力なのですが、行く末が気になるのはやはりライナスかな。彼が心の底から笑える日が来ますように。
『PLUTO』(手塚治虫・浦沢直樹)
アトムにさほど興味が無かった筈なのに読んでみたら夢中になりました(笑)。続きが早く読みたいですな。


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