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2006.05.23

ウィルキンズの歯と呪いの魔法 (ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)

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『ウィルキンズの歯と呪いの魔法』
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 著、原島文世 訳、早川書房 刊

夏休みまでの4ヶ月間おこずかい差し止めを云い渡されたジェスとフランクの姉弟。自分たちで作った「仕返し有限会社」でお金を稼ごうと思い立ったまでは良かったが、舞い込む依頼はおかしなものばかり。
そのうえ、厭々ながら引き受けた仕事がきっかけで魔女らしき人物と対立する羽目になり……。

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの初期作品です。
事件が事件を呼び、登場人物たちを翻弄しながらどんどんごたごたしていく話がラストで収束していく展開は初期の頃から変わらないのですね。個性的な登場人物たちの活躍も堪能できて、短めながらもジョーンズ節が楽しめました。
この作品で一番印象に残ったのは悪意の描き方でした。子供にすら情容赦のないビディの極悪さはちょっと苦味が利き過ぎかなと思いましたが、悪ガキたちの対抗ぶりがなかなか小気味良かったので『マライアおばさん』より後味がいいかもしれません。

話の筋は後の作品ほど込み入っていませんし、訳文もシンプルで読みやすいので、ジョーンズ作品入門としてもお薦めできる作品です。
主人公たちと魔女(?)の対決をはらはらしながら見守ってみて下さい。

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» 『ウィルキンズの歯と呪いの魔法』 [よろずことのは]
大分忘れてまいりました。ちょいとお久しぶりの本読み感想。 ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの初期作品。ここから子供向け書き出したそうです。ファンタジーはやっぱり楽しいなぁ♪ お小遣いを止められたジェスとフランクの兄弟がはじめたのは『仕返し有限会社』。お金をもらう代わりに、しかえしをしようと考えたのだ。最初はいい考えに思えたけれど、来るのはウィルキンズの歯を取って来いだとかの困った要求ばかりで、おまけにお金はちっとも手に入らない。ウィルキンズの歯は魔女の手に渡りのろいに使われるし、魔女に呪いを... [Read More]

Tracked on 2006.07.13 at 11:49 PM

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